鴻池運輸は、国内の輸送事業のさらなる拡大と不規則・長時間勤務に対する取り組みのために、2014年10月1日、長距離輸送を複数で分担する中継輸送の拠点として、静岡県島田市に「スイッチセンター」を開設すると発表した。
通常、関東と関西間をトラック輸送する場合、1人のドライバーが1泊2日で全ての行程を担うため、拘束時間が長時間化するケースが多かったが、中間地点である静岡県島田市に中継輸送の拠点としてスイッチセンターを開設することで、ドライバーはその日のうちに出発地に帰ることができるようになり、不規則な就業形態や長時間勤務を解消することが可能になる。これにより、女性や若者のドライバーが働きやすい労働環境を生み出します。
同社では今後、関西-九州間、関東-東北間など、各地に「スイッチセンター」の開設を検討している。