上組は8月12日、インドネシアのグリーンランド工業団地に新会社を設立し、倉庫を建設することを発表した。これによりグローバルロジスティクスの強化の一環として、自動車関連貨物を中心に拡大する多様な国際物流ニーズに対応する。
今回の新会社および新倉庫の建設により、昨年12月に設立したフォワーディングサービスを行うPT.KAMIGUMI INDONESIA との協業を通じて、保管を含めた同国内外向けの効率的な一貫輸送サービスを実現する。
グリーンランド工業団地は、ジャカルタ中心部から東37キロで、インドネシア最大の港湾として、同国のコンテナ貨物全取扱量の約半分を担うタンジュンプリオク港及び2020年開港予定のチラマヤ新港からのアクセスも非常に良い場所に位置し、また同国では日系企業を中心とした新規進出や増産に伴う生産ラインの拡張用地の需要が増していることから、ジャカルタの東部工業地帯の中心となることが期待されている。