GLPは8月11日、同社が100%所有する日本国内の9施設をGLP J-REITに売却することを発表した。9施設の売却価格は、2014年6月30日時点の不動産鑑定評価額である538億円で、総延床面積は約23万7000平米となる。
売却から得た収益は、J-REITの投資口15%を維持するために再投資するほか、今後の日本、中国およびブラジルでの物流施設開発の投資資金として活用する。同売却により、GLPのファンド運用プラットフォームは約1兆2,100億円に拡大。売却の完了は、2014年9月を予定。なおGLP J-REITは、GLPが100%保有する24施設(約23億米ドル)に係る物件情報提供契約を締結している。