郵船ロジスティクス、中国蘇州に定温定湿設備を設置

郵船ロジスティクスは6月25日、中国・蘇州エリアにおける同社保税倉庫会社が6月1日、蘇州工業園区の総合保税区倉庫内に定温定湿室設備を設置したと発表した。

上海浦東空港から車で2時間、上海外高橋港から1.5時間に位置する同社倉庫は、中国華東地区における輸出入貨物のハブとして各種保税物流サービスを取り揃えている。

同社はこれまで、保有する約5,000m2の倉庫を活用し、電子部品メーカーや材料メーカーなど向けに保税貨物の保管や、梱包、ラベリングなどの付加価値業務、保税スキームを活用した物流サービスを提供してきたが、温度や湿度の厳格な管理を必要とする精密部品などの物流需要の高まりを受け、このほど同施設内に定温定湿室を設置した。