郵船ロジスティクス、広州向け航空緊急手配サービスを開始

郵船ロジスティクスは8月16日、中国法人が7月から中国・広州着の航空貨物を対象とした緊急手配サービスの販売を開始したことを発表した。現地空港到着後、最短6時間以内にターミナルから貨物を引き取り、より迅速なサービスを客へ提供する。

広州白雲国際空港は上海、北京に続き、中国3大空港の1つ。交通インフラの充実や科学技術のイノベーション事業拡大により、順調に発展を続け、利用客、貨物取扱量は増加傾向にある。また、今年4月には第2ターミナルがオープンし、中国各地と世界をつなぐハブ空港としての活用が期待されている。

広州白雲国際空港では貨物取扱量が増加する中、通常、現地空港到着後、混載貨物を引き取るまでに最低1日を要している。緊急輸送対応が望まれる状況下、郵船ロジスティクスの中国法人は専用のチームを広州に新たに設けることで、優先的に輸入申告を行う、緊急手配サービスを開始した。これにより、現地空港到着から最短6時間以内に、ターミナルから貨物を引き取ることが可能となる。