センコー、埼玉県加須市にグループ最大級の物流拠点

センコーは、8月9日、埼玉県加須市の加須PDセンター敷地内に2棟目となる「加須PDセンター2号倉庫」を竣工した。

2016年11月に開設した加須PDセンターは、圏央道の「白岡菖蒲IC」から約10キロにあり、首都圏全域をカバーするだけでなく、東日本や西日本をつなぐ高速道路へのアクセスの良さから、物流拠点として好立地にある。

加須PDセンターは、約10万5,000平米の敷地に、1号倉庫と今回竣工した2号倉庫および危険物倉庫3棟で構成しており、5棟合計の延床面積は約10万3,000平米。これは同社グループ最大級の物流拠点となる。2号倉庫は、常温倉庫エリアと冷凍・冷蔵倉庫エリアに分かれ、常温エリアをセンコーが、冷凍・冷蔵エリアを株式会社ランテックが運営するグループ初の共同施設。

2号倉庫の建物両面には、78台のトラックが接車できるバースがあり、うち40台分は冷凍・冷蔵商品に対応するドックシェルターを備えている。また、ICカードによる入退室管理や監視カメラなども完備しており、セキュリティ対策も万全。さらに、加須PDセンターでは、新たに自家発電機や給油スタンドも設けるなど、BCP(事業継続計画)に対応するとともに、5棟全てにLED照明を採用し、1号倉庫と2号倉庫の屋上には太陽光パネルを設置している。また、2号倉庫内に従業員食堂を9月にオープンさせ、保育所も下期開設の準備を進めるなど、働きやすい職場環境を整えている。