日通、メキシコで輸入引越サービスを拡充

メキシコ日本通運は、メキシコでの航空便による輸入引越貨物に関するサービスを拡充した。同社は9月に新たなサービス拠点として、日本語対応可能なカスタマーサービスデスクを、グアナファトロジスティクスセンター(グアナファト州シラオ市)に開設している。既存のメキシコシティ本社・アグアスカリエンテス営業所・グアダラハラ営業所・モンテレー営業所に加えて、5番目の拠点となる。

また、従来の輸入通関はメキシコシティ空港のみだったが、10月1日からはグアダラハラ空港およびモンテレー空港でも輸入通関業務を開始した。

グアダラハラ空港は、自動車産業の進出が著しいメキシコ中央高原地域へのゲートウェイに位置し、モンテレー空港は米墨ボーダー地域から至近の立地にある。顧客に最も近い空港で輸入通関を行うことにより、同地域への配達所要日数は、従来と比較して平均1~2日の短縮が可能になった。

Mica Andreea Banica