大日本印刷、物流資材管理用UHF帯ICタグを開発

大日本印刷(DNP)は、パレットやコンテナなどの物流資材の管理向けに、衝撃吸収材を使用することで耐衝撃性を高めたUHF帯ICタグを開発し、9月24日に販売を開始する。DNPとタキロン(大阪市北区)が共同で開発した。

同社は昨年9月、強い粘着性を持ち高圧洗浄にも耐えられる耐水加工を施したラベルタイプのICタグと、ABS樹脂で封止することで輸送中の衝撃を緩和する物流資材管理用ICタグを開発。今回は輸送中に外部から強い衝撃が加わった場合にも故障しない高い耐衝撃性を持つICタグを求める声に応え、ICタグラベルをシート状の衝撃吸収材で貼り合せることで、輸送中の衝撃を緩和するICタグを開発した。同製品は、国内UHF帯の新周波数(920MHz)および現行周波数(950MHz)に対応し、通信距離は約5メートル。

なお、同製品は9月25日(水)~9月27日(金)に東京ビッグサイトで開催される「第15回自動認識総合展」のDNPブースで展示される。