日本郵船、フィリピン商船大第三期生106人が卒業

日本郵船がフィリピンのTDG(トランスナショナル・ダイバーシファイド・グループ)と共同運営する商船大学NTMA(NYK-TDG MARITIME ACADEMY)の第三期生106人の卒業式典が9月23日に、マニラ近郊カランバ市カンルーバンの同校で行われた。

第三期生は2009年に入学し、3年間の基礎教育や操船シミュレーター、エンジンプラントなどを用いた訓練の後、同社訓練船で1年間の乗船実習を行ってきた。NTMAでは、日本郵船グループが日本で培ってきた船員育成の経験に加え、フィリピンの状況に合わせた基礎学力を向上させる独自プログラムを採用し、質の高い船員の育成を図っている。

卒業生は海技免状取得後、同グループの運航船に三等航海士・三等機関士として配乗され、全船種において船長・機関長を目指すことになる。

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