郵船ロジスティクス、メキシコ法人が新施設開設

郵船ロジスティクスのメキシコ法人Yusen Logistics (Mexico), S.A. de C.V.はメキシコ・グアナファト州セラヤ市近郊に新施設「バヒオ・ロジスティクスセンター」を2月22日に開設した。

バヒオ・ロジスティクスセンターは自動車産業が集積するメキシコ中央高原バヒオ地区のAmistad Bajio工業団地内に建設。約5,000平米の倉庫スペースのほかに、約6,000平米の大型トレーラーヤード、1,000TEUの海上コンテナを保管可能な内陸コンテナデポを併設し、国内JIT配送やミルクラン、米墨間クロスボーダー輸送などの自動車物流のニーズに対応する。メキシコ法人の本社機能もバヒオ・ロジスティクスセンター内に移管した。

同社はグループ中期経営計画でメキシコを重点地域と位置付けており、昨年8月にグアダラハラ事務所を開設し、メキシコ3大空港である、メキシコシティ空港、モンテレー空港、グアダラハラ空港での自社オペレーション体制を整えた。今回オープンした新施設を、あらゆる客の物流ニーズに応える多機能物流施設として活用する。