専用貨物列車 「福山レールエクスプレス号」の運転開始

福山通運と日本貨物鉄道は3月29日、日本貨物鉄道が東京貨物ターミナル駅(東京都品川区)と東福山駅(広島県福山市)および西岡山駅(岡山県岡山市)間で設定した長距離直行貨物列車を福山通運が全車両をチャーターする「福山レールエクスプレス号」として、3月30日から運転を開始すると発表した。

福山通運は、一昨年から東京・大阪間において、毎日1往復の専用貨物列車「福山レールエクスプレス号」を運行。大型トラック80台分を貨物鉄道へモーダルシフトしている。同社では、この経験と実績を活かして、近年の物流業界におけるトラックドライバーの労働力不足への対応や、CO2排出量削減による地球環境負荷の低減に向けて更なるモーダルシフトの実現を目指す。