三菱ふそう、クウェート市場に投入開始

三菱ふそうトラック・バス(以下MFTBC)は、ダイムラー・トラック・アジア(以下DTA)として協業するDaimler India Commercial Vehicles Pvt. Ltd(以下 DICV社)のオラガダム工場で生産したFUSOブランドの中型トラック「FA」「FI」、大型トラック「FJ」のクウェート市場への投入を開始した。

新型FUSOのラインアップは中東地域ではUAE(アラブ首長国連邦)に2015年11月に投入したのを皮切りに、カタール、サウジアラビアなどに順次投入されており、耐久性と燃費性能で高い評価を得ていた。クウェートでは現在、石油依存から脱却し産業多角化が推進され、またインフラ更新も進められている。同社は積載量3~18トンの荷台付トラックから総重量40~49トンまでのトラクターと幅広いラインアップの提供で、顧客層を拡大し産業発展に貢献する。

同ラインアップは現地販売会社を通じて販売。クウェートは小国ながらもきめ細かく配置した16カ所のサービス拠点で、稼働率を高める質の高いサービスを提供していく。