郵船ロジスティクス、運送・倉庫業務のハラル認証を同時取得

郵船ロジスティクスは5月20日、同社マレーシア法人が同国政府の認証機関であるマレーシア・イスラム開発局に申請していたハラル認証を取得したと発表した。

このほど取得したのは運送業務に求められる「MS2400-1」の認証と倉庫業務に求められる「MS2400-2」。これら両認証の同時取得は日系物流企業初となる。MS2400-1の対象は車両25台で、ペナンやマラッカ、セランゴール、ジョホールなど同社マレーシア法人の主要拠点に配置された。また、MS2400-2の対象となるのはペナンにある物流センターで約9,000平米のスペースでハラル対応が可能となる。

同社は今後、マレーシア国内でハラル食品や化粧品、医薬品などをターゲットに、トラックと倉庫を活用したロジスティクスサービスの提供を開始するとともに、マレーシアでのハラルに関するノウハウと同社グローバルネットワークをつなげることで、ハラル物流のワンストップサービスの構築を目指す。