山九、台湾物流会社の株式取得

山九は5月11日、台湾の昭安國際の物流子会社の昭安物流股份有限公司社の株式70%を4 月29日に取得し、山九昭安國際物流として営業を開始したことを発表した。

日本・中国・東南アジアとの貿易量が拡大する台湾を中華圏事業のハブとして物流ネットワークに加えることで、同社が強みとするアジア物流の優位性を更に高めることを目的としている。

なお4月1日に「中国事業部」を「中国・東アジア事業部」とし、中国・台湾・韓国を 統括する部門に変更。山九昭安が運営する「台北桃園物流センター」は地上6階建て約8万平米の倉庫面積を持つ台湾で最大級の規模を誇り、保税物流中心( ILC ライセンス)を取得し、保税・非保税貨物の自主管理が可能。桃園空港から16キロ、台北市内・港からは30キロ以内に位置し、国際3PL を行うに理想的な倉庫。