日本通運、世界各地の拠点に植物/グループ各社で環境保全の共通行動を開始

日本通運は1月14日、世界40カ国に展開する日本通運グループ各社が協力し、世界各地の事業所に植物を置く「世界共通行動」を2015年1月から開始すると発表した。

この共通行動を積極的に推進するため、同社の企業ロゴ「通」マークを緑色にしたポスターを全ての事業所に掲示する。

世界各地の事業所に掲示するポスター

日通グループの海外拠点数は481(2014年9月現在)あり、国内外に3万両を超える車両を保有して業務を行っている。同社グループでは、これまでもCO2排出量を削減し、地球環境を保全するため、ハイブリッド車などの環境配慮車両の導入やエコドライブ教育を実施するとともに、国内で森林育成活動などを行ってきた。

同社はこのほど、グローバルで優先的に取り組むべき課題を選定。取り組みの柱として、「地球環境への責任」を掲げ、そのひとつとして世界各地の事業所に「緑(植物)」を置いて、CO2削減に向けて従業員の意識向上を図る。

さらに今年4月からは、各地の現地法人で地域の実情に応じた環境保全やCO2削減に向けた目標を設定し、実行する。具体的な目標としては、物流の効率化、輸送手段の改善、環境分野における社会貢献活動など地球環境保全に貢献する取り組みを9項目例示し、その中から事業所が自ら取り組む内容を選定する。