UDトラックス、タイで新型トラックの生産を開始

UDトラックスは、タイでアジアを中心とする新興国市場向けに開発した新型トラックの生産を開始する。タイ工場は、東南アジア向けの輸出拠点となる。

同社は年内に発売する新型トラックでアジアを中心とする新興国市場での商機拡大をねらう。新型トラックでは幅広い車種を設定し、鉱山開発、建設現場、長距離輸送など幅広い分野に対応する。

タイの工場では現在、新型トラック用の新たな生産設備を建設している。同拠点はUDトラックスの海外初の完成車工場となるほか、東南アジア向け輸出の生産拠点として機能する。

バンコク東部サムット・プラカーンにある同工場では、ボルボ・グループのグローバル生産拠点の 1つとして稼働しているが、新型トラック生産のため、約20億バーツを投じて2万平方メートル拡張した。年間生産能力は約2万台。