佐川急便、カーボン・ニュートラル認証を取得―物流業界初

佐川急便は、環境省のカーボン・オフセット制度において物流業界で初めてカーボン・ニュートラル認証を取得した。

佐川急便では、2012年3月に環境省のカーボン・ニュートラル認証試行事業に採択され、東京駅八重洲口サービスセンター、四条高倉サービスセンター(京都府)、博多駅前1丁目サービスセンターの3カ所のサービスセンターで認証取得に向けた取り組みを行っていた。

対象となるサービスセンターでの温室効果ガス(CO2)排出量を算出し、主体的にこれを削減する努力を行うとともに、削減が困難な部分の排出量について、佐川林業が創出したオフセット・クレジットでオフセット(埋め合わせ)することで、カーボン・ニュートラルを実現した。これらの取り組みが評価され、今回のカーボン・ニュートラル認証取得となった。