日本郵船グループの郵船商事(東京都港区)は4月2日、北海道石狩市で出力2メガワット級の太陽光発電システムの稼働を開始した。
同システムの発電量は一般住宅約700世帯分の年間電力使用量220万Kwhに相当し、全量を北海道電力に売電する。
設計と施工は2013年6月に北海道八雲町に設置したシステムに続き、北弘電社(北海道札幌市)に発注、場所により異なる気象条件に最適な設置法を採用している。前回のシステムと合わせて、道内で郵船商事が所有する太陽光発電システムは計4メガワットになる。
さらに郵船商事では現在1.5メガワット級の太陽光発電システムの建設計画を北海道苫小牧市で進めており、2014年度中には道内で稼動する太陽光発電システムは計5.5メガワットになる予定。