上組は3月7日、ミャンマーにおいて日本とミャンマー政府関係者や顧客、取引先を招いて同国物流企業最大手のEFR社との合弁会社設立記念式典を開催した。
ヤンゴンのチャトリウムホテルにおける式典には、在ミャンマー日本大使館公使参事官、ミャンマーの運輸大臣をはじめ約310名の関係者が出席。
同社の久保会長は、ミャンマーを重要市場と捉え、今後も積極的に投資を行なう方針であることを表明し、このほど設立した合弁会社を真のグローバル企業へと成長させ、高度な総合物流サービスを提供することでミャンマーの経済発展と雇用の創出に貢献する決意を述べた。また、ティラワ地区の港湾運営に関して、「集荷」「創貨」「競争力の強化」を三本の矢として一体となって推進する方針や官民連携による人材育成に協力していくことを約束した。
同社は2012年7月にヤンゴン事務所を開設し、昨年7月にEFR 社との協業で輸送事業に参入。合弁会社は今年4月初旬の営業開始が予定されている。