日本通運、和歌山市に新倉庫を建設

日本通運は12月17日、和歌山市の雑賀崎工業団地に新倉庫を建設すると発表した。

雑賀崎工業団地は、阪和自動車道和歌山ICまで約10キロ、来春には、さらに近距離となる和歌山南スマートICも開通予定と交通アクセスが良く、また、国際拠点港湾に指定されている和歌山下津港本港区に位置し、国際貨物の物流拠点としても優れた立地にある。BCPの面でも、倉庫の屋上に災害非難スペースと受変電設備の設置を計画している。

敷地内に建設するのは、一部に定温設備を兼ね備えた2階建て倉庫と、定温・常温の危険物倉庫2棟の計3棟。同社はこの地に、商品の保管・配送をはじめ、流通加工・共同配送など顧客ニーズに応えられる物流倉庫を新設し、和歌山市の物流の中核拠点として業容拡大を図る。開業予定は2019年9月。