日本GLP、タイムズ24と駐車場シェアで提携

日本 GLPは7月31日、タイムズ24と予約制駐車場マッチングサービス「B-Times」に関する業務提携契約を締結したことを発表した。

マルチテナント型の大型物流施設内における「B-Times」サービスの導入は業界初の取組みとなる。この取組みにより、従来のテナント企業向け法人契約による駐車場の利用とあわせて、施設内で働く人が駐車場の定期契約をしていなかった場合にも、必要に応じて1日単位での駐車場利用が可能となり、通勤手段の幅が広がる。

またGLPの施設を利用する人の駐車に加えて近隣企業などの自動車利用の人からのニーズも見込まれる。タイムズ24と提携し「B-Times」を導入することにより、日本GLPは追加の設備投資なく駐車場の空きスペースを有効活用することができ、8月1日から全国のマルチテナント14施設で第一弾の運用を開始する。

タイムズ24が提供する「B-Times」は、2016年8月に開始した新しいシェアリングサービスで、利用者は全国の登録駐車場をWEB から検索・予約することで「借りる」ことができるほか、自己所有する駐車場を登録することで、他の利用者に「貸す」ことも可能。サービス開始以来、登録駐車場数および利用者数は一貫して増加している。タイムズ24は全国で物流施設を展開する日本GLPとの今回の提携によって、更なる拡大普及を見込む。