カトーレック、岡山早島に4温度帯物流センターの建設を決定

カトーレックは岡山県早島での4温度帯物流センターの建築を決定した。本格稼働は2019 年8月の予定。同センターでは、冷凍・冷蔵品のセンター仕分けから共同配送、商品管理・流通加工まで、客の高度化する食品サプライチェーンのニーズに対応する。

冷凍・冷蔵・常温・定温の4温度帯すべてに対応できる物流センターを運営し、商品の保管入出庫・在庫管理検品・値付け・ピッキングを行う。加えて、徹底した品質管理の下、自社の輸配送網を活用した各温度帯の共同配送を実現する。配送車両が配送ルートごとに、複数店舗を効率よく共同配送するため、物流のローコスト化に貢献する。

建設予定地は、山陽自動車道と瀬戸中央自動車道の早島 IC から約1キロに位置。京阪神・四国・山陰の各エリアから約2時間でアクセス可能。また、国際貨物にも対応可能な、水島港国際コンテナターミナルおよび岡山空港からも近い。同社は、低温流通サービスの拡充をロジスティクス事業の重要戦略の一つと位置づける。東北・中部エリアに続く、中四国エリアの新たな4温度帯物流センターの建設により、付加価値のあるサプライチェーンの構築を図る。