三菱ふそうは、品質マネージメントシステムの国際的な自動車産業セクター規格である「IATF16949」の認証を2月13日付けで取得した。
国際自動車産業特別委員会(IATF)が作成した「IATF16949」は、自動車産業における自動車部品のグローバル調達基準を満たすための厳しい要求事項を付加した品質マネージメントシステム規格。
同規格の認証取得には、適合した品質マネージメントシステムが組織内で適正に構築され、効果的に運用されていることを第三者審査機関が審査し、認証を受ける必要がある。第三者審査機関による認定取得により、公平性を保ち厳格な品質マネージメントプロセスを確保する。同規格は、客が満足する製品・サービスを提供することを目的に、自動車産業のサプライチェーンにおける不具合予防、ばらつき及び無駄の低減に重点を置いて、それらを継続的に改善していくことのできるシステムを構築・運営するもの。全部門が活動に参加し、育成・任命された内部監査員が運営状況を確認している。
同認証の対象は、川崎工場、中津工場、喜連川研究所、厚木部品センター、扇島ロジスティックセンターの全事業所で、適用範囲はトラック・バスとその部品の開発から製造、販売、アフターサービスの多岐にわたる。