国交省、東南アジア2カ国で物流政策対話・ワークショップを開催

国土交通省総合政策局国際物流課は、11月30日に「日インドネシア物流政策対話・ワークショップ」を、12月7日に「日フィリピン物流政策対話・ワークショップ」を開催し、日本の高度な物流システムの両国への展開に向けた環境整備を図る。

アジア諸国の経済成長と競争力強化を背景に、日本企業の海外展開が一層進展し、調達 ・生産 ・販売を適地で行うグローバル・サプライチェーンの動きが深化している。その中で、日本の質の高い物流システムを展開することで、日本から進出している産業の国際競争力を支え、強化するとともに、アジア物流圏全体の物流の質を高め、アジアの経済成長に貢献することが必要となっている。そのため今回、国交省はインドネシアとフィリピン両国政府と政策対話を通じ、物流システムの海外展開の環境整備を図るとともに、両国でコールドチェーン物流に関するセミナーを開催することになった。