福山通運株は10月16日から、日本初となる車両全長25メートルのフルトレーラー「ダブル連結トラック」を導入し、愛知県北名古屋市と静岡県裾野市間で運行を開始する。
今回、1台で通常のトラック2台分の物量を輸送することが可能となる車両全長25メートルのバン型フルトレーラーをいすゞ自動車と日本トレクスと開発し、他社に先駆けて運行を開始する。ドライバー不足に対応する有効な輸送手段になり、今後の幹線輸送の効率化による労働生産性の向上の選択肢の一つになるもので、また環境面への配慮につながる期待がある。
福山通運には「ダブル連結トラック」を運転する有資格者(牽引免許保有者)が1,300 人以上在籍しており、運行における自社便化を推進している同社ならではの優位性を活かすことが可能となる。