日通総研、「ろじたん」タブレット版の提供開始

日通総合研究所は、スマホを使って倉庫内作業時間の計測や集計・分析ができるツール「ろじたん」に、新たにタブレット版の計測サービスを追加し6月12日から提供を開始する。

「ろじたん」のスマホを使ったサービスは、作業スタッフひとり一人がスマートフォンを携帯し、作業中にボタンを押しながら作業履歴を蓄積、一日の作業終了後にデータを送信することで作業実績が自動集計される。しかし、計測内容によりスマホを使った手法ではサービス過剰になってしまい、ニーズにマッチしないという場合があった。今回のタブレットを使った計測では、各スタッフが携帯するのではなく、所定の位置に1台のタブレットを設置し、複数人で利用できる。画面表示された作業項目ボタンを一つタップした後に、付属のカードリーダーにスタッフごとのICカードをかざすだけで行える。

ICカードは、専用カードを新たに作成する必要はなく、手持ちのフェリカカード(かざして読み取れる電子マネーカード:Suica、PASMO、ICOCA、楽天Edy、nanaco、WAONなど)があれば、それを読み取ることで個人を特定することができ、作業状況はリアルタイムにWebに送信されるため、作業進捗状況をすぐに確認することが可能になる。