プロロジス、非常電源用切替盤を内蔵した電動シャッター共同開発

プロロジスは、文化シヤッター(東京都文京区)と、停電時に非常用電源で開閉可能な電動シャッターを共同開発し、特許を出願中であることを発表した。

このほど両社が共同開発したのは、商用電力を発電機用の電源に切り替える電源切替盤を内蔵した電動シャッター。従来の電動シャッターは、停電時に開閉させることは容易ではなかったが、同製品では電源切替盤をつけたことで、ポータブル発電機等をつなげば、停電時でもシャッターを開閉することができる。同製品を使用した物流施設の入居企業にとっては、災害等による停電時にもシャッターを稼働させ、荷物搬出などの事業継続が可能となる。昨年12月に製品化が実現し、5月15日から文化シヤッターが販売を開始。プロロジスでは、今後開発する物流施設に同製品を採用する予定。