日立物流は5月10日、同グループ会社の日立物流東日本が茨城県内に「水戸プラットフォームセンター(Ⅰ期)」を開設したことを発表した。同センターは3層からなる高床倉庫と天井クレーン3基を備えた低床倉庫から構成される。常磐自動車道の那珂IC、常陸那珂港、茨城空港へのアクセスもよく、保税蔵置場として輸出入貨物の取扱いも可能であることから陸・海・空すべての輸送手段を駆使し、国内外への発送に対応する。高床倉庫の一部には空調設備を導入し、温度管理が求められる高付加価値商品の保管にも適している。
日立物流では同センターを「水戸・日立地区におけるプラットフォームセンター」と位置付け、顧客に物流拠点集約による一括管理やミルクランによる効率化等を提案する。