日本通運は4月8日、2016年4月から業界初の大阪港発・中国石島港向け陸海一貫混載輸送サービス「プサンクロスシーダオ」の販売を開始すると発表した。大阪港で国際海上コンテナに積み込んだ貨物を釜山港までを海上輸送、その後、釜山港~群山港間をコンテナ輸送用トレーラーで陸上輸送、群山港~石島港間を海上輸送する。
高速フェリーの利用などにより、大阪港~石島港間を3日間で輸送できるほか、入港から輸入許可までのリードタイムが通常のコンテナ船と比較して同社従来比で3日間短縮可能。また、石島はフェリーターミナルと倉庫が隣接しており、迅速な税関手続きができるため、最短で到着当日の午後から引取り可能となり、「航空便より安く、船便よりも早い」サービスを、混載輸送で実現する。