山九は2月24日、福岡市東区の人工島アイランドシティに「アイランドシティ物流センター」を開設した。同センターは2012年に福岡市から取得した港湾関連地23,140平米に開設するもので、5,329 平米の保管面積を持つ鉄骨造地上2階建て倉庫と、11,805平米の野積倉庫を備える。
博多港での国際海上コンテナ貨物の約60%を取り扱うアイランドシティコンテナヤードに隣接し、福岡空港、九州自動車道福岡IC、JR福岡ターミナル、博多駅にも10キロ圏内の立地となっている。同物流センターでは輸出入コンテナ貨物の取扱いを主に行いつつ、アジアや世界と日本国内をつなぐロジスティックハブとしての成長を見込む。
今後は同地区の輸出入コンテナ貨物取扱いを集約し、同センターから5キロに位置する福岡物流センターDCとの連携を図り、国内外における3PLネットワーク機能の更なる強 化・拡充を図る。