三菱ふそう、従業員向けの保育施設を開設

三菱ふそう(神奈川県川崎市)は商用車業界初となる従業員向けの保育施設を本社、川崎工場近隣に2月2日から開設する。

同社は、ワークライフバランスの確立をめざし、在宅勤務や育児勤務制度による対象年齢拡大などの施策を行なってきたが、その中で保育施設を開設する要望が社内から多く寄せられ、2014年9月にプロジェクトチームを発足し、計画の策定に取り組んできた。

プロジェクトチームの多くは育児と仕事を両立する女性メンバーを中心に構成され、開設に向けて、コンセプトづくりや最適なロケーションの選定など、従業員にとって使い勝手の良い施設となるよう調整を進めてきた。保育施設の名称となる「FUSO KINDERGARTEN」とロゴは、従業員からアイデアを募り決定。同施設は川崎工場から徒歩2分とアクセスの良いロケーションで、施設内は木のぬくもりが感じられる内装や木漏れ日をイメージした照明を取り入れるなど、自然環境の調和を意識したインテリアデザインになっている。

またインターナショナルな保育施設として日英共に話すことのできる語学堪能なスタッフを配備。2月1日に、開設を記念するセレモニーを実施し、翌2日から保育施設運営を開始する。