鴻池運輸、日鉄住金リサイクル社を子会社化

鴻池運輸は11月25日、新日鐵住金の完全子会社の日鉄住金リサイクル社の全株式を取得し子会社化することを発表した。

鴻池グループは現在、産業廃棄物から資源を取り出す、独自の「パーフェクトリサイクルシステ ム」を確立し、効率の良いリサイクル事業を展開。 今回、事業拡大の一環として、日鉄住金リサイクル社の株式を取得し、新たな環境リサイクル分野への進出を目指す。

日鉄住金リサイクル社は、ASR(自動車破砕残渣)等の産業廃棄物および一般廃棄物のリサイクル処理を主たる事業としており、同社が保有するガス化溶融炉によるリサイクル処理技術は、分別リサイクルが困難な混合廃棄物のリサイクル処理に適している。対象となる品目は、廃プラスチック類、がれき類、ガラスくず、陶磁器くず、ゴムくず、金属くず、紙くず、木くず、繊維くず、その混合廃棄物など多種多様。