NTTロジスコ、「物流合理化努力賞」を受賞

エヌ・ティ・ティ・ロジスコは、今年5月19日に開催された日本ロジスティクスシステム協会(以下JILS)主催の「全日本物流改善事例大会2015」における発表内容が評価され、6月22日に「物流合理化努力賞」を受賞したと発表した。

全日本物流改善事例大会は、参加事例の中から特に優れた内容と成果が認められた改善事例に対して「物流合理化賞」「物流合理化努力賞」が授与される。今回は30事例の発表が行われ、「物流合理化賞」に3社、「物流合理化努力賞」に同社を含め4社が選定された。

同社の改善内容は、同社が主要物流のひとつとして強化しているIT機器物流を対象とし、TPSの改善手法をベースに独自のノウハウを付加したLGPS(Logisco Production System)の考え方に基づき改善を実施。作業員の多能工化によるセル作業の拡大や作業現場のレイアウト変更等、作業のやり方そのものを変えるだけではなく、作業現場で使用する治具(じぐ)についても作業者からのアイデアを活用するなど、大小様々な改善を行った結果、全体として生産性が約20%向上した。