三井倉庫、ソニー子会社の株式取得/合弁事業開始

三井倉庫とソニーは12月22日、ソニーグループが日本、タイおよびマレーシアの子会社で営むロジスティクス事業に関して、三井倉庫の出資を受け入れ、合弁事業を開始することに合意し、最終契約を締結した。合弁事業を営む会社は、ソニーに対する物流サービスを引き続き提供することに加え、第三者向けの物流業務も開拓する。

ソニーは子会社のソニーサプライチェーンソリューションの全株式のうち66%を約180億円で三井倉庫に譲渡する。

合弁事業の開始により、ソニーはエレクトロニクス事業向け物流サービスの品質維持向上及びコスト競争力の一層の強化、三井倉庫は新たなプラットフォーム型サービスの提供による企業価値の向上を目指す。