福島県安達郡大玉村が、ふるさと納税の手続きをインターネット上で完結することで寄付者の利便性を向上させるとともに、自治体の各種手続きの処理に関する業務負荷を軽減するため、ヤマトシステム開発が提供する「ふるさと納税トータル支援サービス」を導入した。
寄付者はパソコンやスマートフォンから申込の手続きができない、クレジットカード決済が出来ず寄付金を振込むために銀行に行かなければならないなどの手続き時の不便さが目立ち、自治体では寄付者の個人情報の管理や入金状況を確認する作業、生産者に対する特産品の出荷依頼などの事務作業が増大し本業に支障をきたす状況になっていたことなどから、導入を決定したもの。
大玉村では、ふるさと納税制度を開始当初から導入し、寄付を募ってきた。寄付者には、ふるさと納税5割返礼として、地元の特産品である米や野菜、果物、肉などの農産物や体験型商品の利用券を送付し、大玉村の魅力を発信してきた。