日本通運の香港現地法人(香港日本通運)は7月、中国の西安総合保税区内に、独資による現地法人を開設したと発表した。
同社は2007年に香港日通子会社の日通国際物流中国有限公司の支店を西安市に開設し、国際フォワーディング業務を行ってきた。現在、中国国内で加速している沿海部から内陸部への製造拠点シフトにあわせて、同地域に第二の拠点を開設することによって、西安発着の国内輸送、保税物流機能を組み合わせたより高品質な物流サービスを提供することが可能となった。
なお、中国日通西安支店は主に国際フォワーディング、国内輸送、引越業務を行う拠点とし、今回設立する西安日通は保税ロジスティクス業務を行う新会社となる。