山九(東京都中央区)は10月1日、扶桑工業の全株式を同日付で譲受し、子会社化したことを発表した。
プラント配管工事を主事業とする扶桑工業の子会社化により、同事業に関する山九グループの施工力を強化し、プラント・エンジニアリング事業全体の更なる拡大を図る。
山九グループでは、プラント・エンジニアリング事業において、顧客の生産設備建設に関する設計から調達、重量物輸送、工事までの一貫したプラント建設EPTCモデルを確立、高度化すると同時に、保全業務におけるアウトソーシングニーズを着実に捉え、計画から施工までのソリューション型ビジネスである3PM(一括メンテナンス)サービスの提供により、事業拡大を図っている。