郵船ロジスティクス、海上コンテナ内部で段積みを実現

郵船ロジスティクスは、海上コンテナ内に専用デッキを設置し段積みを 可能にする海上輸送サービス、スマートウィングシリーズ「“Ocean”, DDCT (Double Deck Container Transport)」 を7月1日から販売開始した。

4月に行ったトライアル輸送でデッキの安全性が確認出来たこと、また電子電気機器、化学品、食品、自 動二輪など多方面で輸送需要が旺盛なことから、今般の商品化に至った。サービス対象レーンは同社ネットワークのある全レーンで、顧客要望に沿った輸送提案が可能。

同サービスは、日本郵船と同グループ会社のMTIが共同で開発した専用デッキをコンテナ内部に設置し、内部のスペースを上下2つに分けることで、①積載効率の向上、②輸送費の削減、③CO2の削減を見 込む。

自動二輪の段積みで積載効率が飛躍的に向上