プロロジス、Eコマースの拡大と物流施設へのニーズ変化について調査レポートを発表

プロロジスはこのほど、「グローバルサプライチェーンの内情:Eコマース企業と物流施設への新しい需要モデル」と題したレポートを発表した。

プロロジスリサーチチームは同レポートで、Eコマースによる流通業者の物流施設ニーズの変化と需要に、物流施設がどのようにして応えているかを分析した。主な分析は、「サプライチェーンの進化と、Eコマース企業の配送拠点における推移」、「流通業界の成長と、Eコマースによる物流施設ニーズ増加につながるポジティブな影響や、既存需要の奪い合いの可能性」、「Eコマース企業に特有の業務と、物流施設の選択や老朽化に関する影響」の三点。

同社では、オンラインフルフィルメントは未だ発展途上で、Eコマースが物流施設ニーズを飛躍的に増大させると予測。フルフィルメントにおけるより速い配送、質の高いサービス、サプライチェーンの柔軟性のために、主要な人口集積地に近接している物流拠点が求められていると分析した。