日本通運は6月12日、日本物流団体連合会主催の第15回物流環境大賞で、物流環境特別賞を受賞したと発表した。同社では羽田空港支店国内貨物中継課においてボールデッキステージを導入しているが、劣化のため年間約1,200個を廃棄し、新品と交換する必要があった。この無駄に着目し、使い捨てではなく再生可能なボールを、メーカーと共同で開発し、2年に1度のメンテナンスを行なえば長期間利用し続けることができるようになり、資源の有効活用とコスト削減、廃棄物の減少を実現したことが評価された。
また、日通商事と同社で共同開発した「40フィートウイング型国際海上コンテナによる物流効率化と環境にやさしい輸送システムの提案」も、「物流環境特別賞」を受賞している。