センコー、守山PDセンター3号倉庫を竣工

センコーは、5月30日に滋賀県守山市の守山PDセンター敷地内に3号倉庫を竣工した。新倉庫は災害に強い物流拠点で、医療・医薬品をはじめ工業製品や消費財など様々な貨物を扱う。

守山PDセンターでは、これまで1号倉庫(1982年稼働、延床面積約6,000平米)、2号倉庫(1988年稼働、延床面積11,000平米)を中心に業務を行っていたが、拠点を拡充し、京滋地区での事業拡大を図るため、敷地内に新たに3号倉庫を建設した。

新倉庫の延床面積は約15,000平米で、これにより守山PDセンターは3棟体制になり、延床面積の合計は約32,000平米となった。

同センターは、滋賀県の湖南地区に位置し、名神高速道路などの主要幹線道路へのアクセスに優れた物流拠点。新倉庫ではこの立地を生かし、自家発電装置や衛星電話を設置することで災害時にも業務を続けられる万全の体制を敷く。さらに、新倉庫には防虫・防塵設備を備えており、医療・医薬品や食品などの保管に適応した倉庫であるとともに、作業内容に応じたスペースを確保することが可能で、商品の詰め合わせや梱包作業などの流通加工も行えるほか、、倉庫の屋上には太陽光パネルを設置し、5月から売電事業を開始する。