センコーは、タイ最大の貿易港であるレムチャバン港に、輸出入貨物を中心に扱う物流センターの建設に着手した。来年4月のオープンを目指す。
また、バンコク市内からアクセスの良い内陸部のアユタヤ市内にも、2年後の2016年4月稼働予定の物流センターの建設用地を購入。
現在、同社はタイ国内ではバンコク市内にフォワーディング業務や、日系化学メーカーの工場内物流・国内輸送・輸出業務などを中心に行う現地法人を 2006年7月に設立し、事業展開しており、また2012年には豊田通商タイと合弁で「Senko Logistics (Thailand) Co.,Ltd.」をタイのチョンブリ県に設立し、2013年4月から日系自動車メーカー向けに自動車部品調達輸送(ミルクラン輸送)事業を展開している。
レムチャバン港は、タイの貿易港の中心で、製造業の生産体制増強などで、輸出入貨物の物量が増加し、物流センターニーズが高まっている。
同社はレムチャバン港から約10km、車で20分の距離にあるピントン工業団地に、倉庫棟3棟を建設する。