センコー、釜山に物流センター竣工

センコーは、韓国・釜山新港で建設していた「KO-SENKO物流センター」の竣工式を3月14日に行った。新センターは韓国の現地企業との合弁会社、「KO-SENKO物流(韓国)」が運営する。

新センターが立地する釜山新港と釜山港は、アジア諸国の貨物が集積される国際ハブ港湾で、コンテナ取扱量は世界第5位で、港湾内は関税などが減免される自由貿易地域に指定されているほか、入港料の免除や低価格で土地が借りられるなど物流センターの設置に有利な条件が整う。

新センターでは、韓国国内向け配送、日本と韓国間、韓国と第三国間の輸出入、港湾荷役などの物流サービスを実施。世界中から持ち込まれる貨物を加工して日本や第三国に輸出したり、日本から貨物を運び、保管、加工を行った後、第三国に輸出するなど、物流コスト低減につながる各種サービスを展開する。