近鉄エクスプレスは1月9日、中国・西安に2つの法人を設立し、昨年12月から営業を開始したと発表した。これにより、中国西部・北西地区への事業展開をさらに進める。
今回設立したのは、保税ロジスティクスサービスの提供を主体とした西安近鉄国際物流有限公司と、精密機器輸送を主体とした西安近達精密儀器運輸有限公司。
西安近鉄国際物流は西安出口加工区B区に位置し、電子部品の保管、流通加工、配送業務を行う。KWEグループとしては中国において12社目の保税物流会社となる。
西安近達精密儀器運輸は、中国の大手物流会社の青島邦達物流有限公司と合弁で設立。中国では数少ないエアサス車やトレーラーを保有する法人で、半導体製造装置や液晶製造装置などの精密機器の保税輸送、国内輸送を行う。