センコーとランテック、中国のシノトランスエアの3社で設立した合弁会社「中外運扇拡」は、中国・北京市内に冷凍・冷蔵機能を持った「北京物流センター」を11月1日から稼働させる。
中外運扇拡は、センコーの現場力とランテックの冷凍・冷蔵物流の技術・ノウハウを活かし、中国国内の冷凍・冷蔵物流需要に対応するため設立されたもので、北京物流センターが同社初のセンターになる。
北京首都国際空港から5キロに位置し、空港と北京市をつなぐ高速道路のインターチェンジから2キロと至近で、北京市全域をカバーできる好立地。 シノトランスエアが所有する倉庫の一部を賃借した、延床面積約9,000平米の2階建て冷凍・冷蔵倉庫で、トラックバースには16台接車可能なドックシェルターを備え、外気温に触れることなく保管商品の荷捌きが可能。また、ドックレベラーや貨物用エレベーター3基により、荷役効率の向上を図るとともに、冷凍・冷蔵設備に省エネ型の自然冷媒冷凍機を採用するなど、CO₂排出量削減と地球温暖化対策に対応している。