センコー、AI・ロボット開発の新会社設立

センコーは7月17日付で、AIやロボットなどの次世代技術の開発やシステム販売などを行う「イノバテックスタジオ株式会社」を設立する。

同社は、アームロボットや無人搬送機など、物流センターの省人化・機械化につながる設備を一部事業所で導入しているが、これをさらに加速し、AIを活用した業務の自動化・効率化の研究開発を本格化させるため、今年4月、「AI化プロジェクト」と「ロボティクスプロジェクト」を設置した。イノバテックスタジオは、このプロジェクトの技術開発部門を法人化するもので、システム開発や販売などを行う。

具体的には、トラックの運行効率を向上する自動配車システム、倉庫内のセキュリティーを強化する顔認証システム、コールセンター業務などの問い合わせを自動で対応するチャットボットなどのシステム開発を行う。また、グループ以外にもこれらのシステムを販売するほか、各種アプリの開発や販売を行う。