日本郵便と荷物一時預かりサービス「ecbo cloak(エクボクローク)」を運営する、ecbo(東京都渋谷区)は、「ecbo cloak」と連携した郵便局での荷物一時預かりサービスの試行実施を2月21日から順次開始する。
今回の試行実施では、東京都・神奈川県内の計31局にて実施し、まず年間 1 万人の利用を目指す。現在、コインロッカーの不足等に起因し、荷物を預けることができない人が増加しているが、今後も訪日観光客の増加等により、更なる荷物預かり需要の拡大が想定される。
そうした中、店舗の遊休スペースに荷物を預けることができる「ecbo cloak」を運営しているecboと日本郵便がタッグを組むことで、郵便局での荷物預かりを行い、手荷物のお悩みを解消する。旅行者だけでなく、ビジネスパーソンや受験・就職活動中の方など、日本全国で老若男女問わず、生活の様々なシーンで、より便利に利用が可能となる。
同試行実施では、様々な立地の郵便局での荷物預かり需要について検証を行い、将来的に全国の郵便局への「ecbo cloak」導入実現に向け、取り組みを進めていく。同サービスは日本郵便初となるオープンイノベーションプログラム「POST LOGITECH INNOVATION PROGRAM」の採択企業である ecbo との共創案件として、約3カ月間取り組みを進めてきたもの。