阪急阪神エクスプレス、ホーチミン近郊で自社オペレーション開始

阪急阪神エクスプレスのベトナム現地法人は、ホーチミン市近郊のドンナイ省ロンビンコンテナデポ内に、今年1月に開設した物流倉庫「ホーチミンロジスティクスセンター」を増床し、12月1日から自社オペレーションを開始した。ロンビンコンテナデポは、タンソンニャット国際空港、カトライ港とのアクセスに優れ、周辺には日系含めて多くの 輸出加工企業)が進出している。同物流倉庫は、倉庫面積 2,700平米のうち半分を保税エリアに設定、保税エリア内には湿度対策としての空調施設を備え、主要取扱商品である電子部品や工業用資材の保管品質を高めている。一般倉庫での在庫管理・流通加工、国内向けJIT(ジャストインタイム)配送だけでなく、輸出入通関やカンボジア向けのクロスボーダー輸送など、保税倉庫ならではの総合物流サービスを提供し、ベトナムにおける倉庫・輸送需要に対応していく。