セイノーホールディングス(岐阜県大垣市)は、10月2日付で昭和冷蔵とショーレイフィットの株式100%を取得し、2社をグループ化した。昭和冷蔵は東京近郊3ヵ所(川崎、戸田、市川)に収容能力約6万9千トンの冷蔵冷凍倉庫を保有し、大消費地である首都圏に隣接した冷蔵冷凍倉庫を中心とした倉庫会社。倉庫業だけではなく、流通支援事業として温度管理や在庫管理システムなど独自の技術力を活かした3温度帯物流全般の業務をカバーする。昭和冷蔵に隣接して製氷事業を営むショーレイフィットは、製氷の技術や氷の品質も良く、10種類以上の商品ラインナップを揃える。
今回の2社のグループ化は、国内・アジア圏における高品質管理による3温度帯物流の確立の一環となる。グループ化により、コールドチェーンネットワークの拡充、3温度帯物流拠点の確保、拡大する食品市場への対応を促進する。