日通、成田地区に大型冷凍・冷蔵施設を新設

日本通運は、成田空港近くの自社物流センター内に、大型冷凍・冷蔵施設の「Narita Temperature Controlled HUB」を新設し、7月12日から営業を開始した。15℃~25℃(定温)、2℃~8℃(冷蔵)、-20℃以下(冷凍)の3温度帯に対応し、厳格な温度管理が可能な国際航空貨物の物流拠点となる。

近年、医療・医薬品、化学品、電子材料などを中心に、厳格な温度管理を必要とする国際航空貨物輸送の需要の増加を背景に、輸送・保管中の温度管理について求められる品質水準は高い。特に医薬品については品質基準への厳格な対応が求められる。新設した「Narita Temperature Controlled HUB」ではGDPに準拠した温度・品質管理体制のもと、安全かつ高品質な温度管理輸送サービスを提供する。